「おしどり夫婦」の誤解!オシドリの驚くべき繁殖戦略

豆知識

こんにちは、「トリまめ」のみなさん!今日は、日本の湖や沼に住む、色鮮やかなオシドリについてお話しましょう。見た目の美しさとは裏腹に、意外な一面を持っていますよ!

オシドリは全長約45cmで、林の樹洞で繁殖し、秋冬は樹木に囲まれた池や川に多く見られます。水鳥の中でも特に美しい鳥です。特にオスは、そのカラフルで鮮やかな羽が特徴的。背にはイチョウの葉形をした「思羽」と呼ばれる羽があります。

(素材提供元:photoAC

しかし、この鮮やかな羽色は繁殖期に限られていて、夏になるとオスもメスと同じように地味な色に変わるんです。オシドリは他のカモ類と異なり、オシドリのオスは秋から派手な姿になり、求愛ダンスでメスを射止めようとします。このため、秋にはすでに変身済みで、寒くなる頃にはペアが誕生しているんですよ。

オスが美しいのは、きれいなオスの息子が父親に似て、多くのメスに選ばれるためです。一方で、メスは地味な姿をしていますが、目立たない方が天敵に見つかりにくく、長生きできるという理由からです!

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鴛鴦(オシドリ)という名前から、「おしどり夫婦」という言葉が生まれましたが、実際は一夫多妻制。つまり、夫婦でいるのは交尾の時期だけで、メスが巣穴を決め、抱卵期に入ると夫婦関係は終わります。巣を出て他のメスとつがいになります。オスは、交尾期にメスを他のオスから守るために付きまとっているのです。また、子育てはメスだけが行い、ヒナは早成性で、孵化するとすぐに巣を離れます。

このように、見た目の美しさとは裏腹に、実は複雑な生態を持つオシドリ。その魅力は、色彩だけではなく、その独特な生活様式にもあるのですね。ではまた次回お会いしましょう!