天を覆うほどの大群、アトリ

豆知識

みなさん、こんにちは!空には小さな冒険者たちが舞い降ります。その名もアトリ。彼らは、遠い地から、ひと冬を共に過ごすために日本へとやってくるんですよ。

(素材提供元:photoAC

アトリは冬鳥で全長16cm、見た目も魅力的です。特にオスは、黒い頭にオレンジ色の胸、白いお腹と、とってもカラフル。飛ぶ時には白い腰がチラリと見えて、とってもおしゃれなんです。雌のアトリもオスほどではないけれど、同じような色をしているんですよ。ちなみに、尾の先がM字型となっています。

日本書紀、万葉集にも登場するアトリ。まず驚くのが彼らの大群。昔から「空を覆うほど」と言われるほど、彼らはたくさん集まって飛びます。この群れ、数百、時には数十万という大規模なものになることもあるんです。彼らの名前も、「集まる鳥」という意味から来ているんです。日本では10月から4月にかけてアトリを見ることができるんですよ。

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アトリは食いしん坊さん。果実や種子、小さな虫などをパクパク食べます。特に好きなのは、赤いナナカマドの実。かつては害鳥とされ、食用としても利用されたアトリですが、現在はそのような猟はほとんど行われていません。今では、その珍しい姿を見ることができる貴重な存在となっているんです。

昔はちょっと困ったちゃんだったアトリも、彼らの群れが空を舞う姿は、今では大切な自然の一部。アトリの旅を一緒に楽しんでみませんか?小さな身体には、大きな力とたくさんの物語が詰まっていますよ。