ウミウとカワウ、ふたりは似ているけど…

豆知識

みなさん、こんにちは!海辺や川沿いでふと出会う鳥たち、カワウとウミウ。ふたりは似ているようで、実はちょっとだけ違うんです。今日は、そんな小さな違い、見分け方をお話ししましょう。

カワウは体長約81cm。のんびりと河川や湖沼で暮らす、黒くて大きな水鳥です。木の上で仲間たちと巣を作ったりするんですよ。全体に光沢のある黒色で、目は美しいエメラルドグリーン。繁殖期には頭や腰に白い羽が出て、ちょっとオシャレになります。背中が茶褐色で、クチバシの根元が黄色くて喉元まで伸びているのが特徴なんです。そして、目も「鵜の目鷹の目」と言われるほど優れていて、水中でもくっきり見えるんですよ。

カワウ(素材提供元:photoAC

ウミウは体長約84cm。カワウよりも少し大きいです。海の近くで暮らす緑黒色の鳥。緑色の光沢が美しい黒色の羽を持ち、8~15mも潜ることができる潜水の名人でもあるんですよ。ウミウを見分けるコツは、クチバシの根元の黄色い部分。ウミウは尖っているんですが、カワウは尖っていないんです。また、ウミウの頬の白い部分は後頭部に向かって上がっているんです。

ウミウ(素材提供元:photoAC

でも、この違い、実は遠くからだとなかなか見分けにくいんですよ。季節や環境、年齢によっても見た目が変わることがありますから、バードウォッチングのプロの方でも難しいかもしれませんね。ですが、こんな小さな違いを知ることで、自然の中の生き物たちに対する理解が深まり、もっと身近に感じられるかもしれません。

日本には4種類の鵜がいて、鵜飼にいるのはその中で一番大きなウミウなんですよ。ウミウが鵜飼で活躍するのはその特徴的な生態が理由です。水上で体を沈めながら浮かぶ姿は、水中を自由に泳ぐのにぴったり。でも、羽が水をはじきにくいため、陸で翼を広げて乾かす姿もよく見られます。

ちなみにこれらの鳥たち、名前に「カワ」と「ウミ」がついているものの、ウミウが川にいたり、カワウが海にいたり、連想される環境とはちょっと異なる場所で暮らしている場合もあるんです。予想外ですね!海辺や川辺で鵜を見かけたら、この小さな違いを探してみるのも楽しいかもしれませんね。では、また次回!