みなさんは、鮮やかな水色の体色で私たちの目を引く、カワセミをご存知ですか?カワセミはブッポウソウ目カワセミ科に分類され、スズメくらいの大きさで約17cmほどの体長を持っています。その美しい体色から「水辺の宝石」とも称されており、見る人を魅了し続けています。
しかし、この美しい鳥は絶滅を危惧されている種でもあります。だからこそ、私たちにはカワセミについて知り、守る意識を持ってほしいと思っています。
カワセミのオスとメスを見分けるコツもありますよ。実はくちばしに秘密があるんです。オスはくちばし全体が黒色ですが、メスは下くちばしが赤色なんですね。

また、カワセミの美しい体色の秘密は、羽毛の構造にあります。青く見えるのは羽毛に青い色素があるわけではなく、微細な構造によって光の加減で色々な色に見える「構造色」なんです!シャボン玉、DVDやCDの裏のように、光の干渉で色づいて見えるというわけです。
繁殖期になると、オスはメスに小魚をプレゼントする求愛行動を見せます。これが受け入れられたら、二人は無事カップル成立。水辺の土崖に巣を作り、新しい家族をスタートさせます。
カワセミは水面の上を飛びながら魚を捕まえる狩りの名人です。水辺の樹木や杭に止まり、待ち伏せ型で狩りをする姿は、まさに自然の中で生きるプロフェッショナル。時にはホバリングからダイビングし、魚を捉える姿は圧巻です。
最後に、カワセミは漢字で『翡翠(ひすい)』とも書かれます。その名の通り、背中の青い羽は構造色によって美しく輝いています。
水辺の宝石、カワセミ。その美しい姿と生態に注目し、これからも大切にしていきたいですね!

