チェンソー、赤子のなき声?!ものまね王・コトドリ

豆知識

みなさん、こんにちは!オーストラリアの森に「ものまねが得意すぎる鳥」がいるって知ってました?その名もコトドリ。実はめちゃくちゃおもしろい鳥なんです!

コトドリの全長80〜100cmくらい。半分以上は、ふわ〜っと伸びた尾羽が占めています。背中はグレー、おなかはミルク色、翼やのどは赤茶っぽくてアクセントになっています。オスになるとレースみたいに繊細な尾羽を持ってるんですよ。まるで古代の弦楽器・竪琴(リラ)のような形に。これが「琴鳥」という名前の由来になっているんですよ。

でも、コトドリが真に注目されるのは、そのモノマネです。なんと彼らは他の鳥の鳴き声はもちろん、カメラのシャッター音、車のブレーキ、チェーンソー、アラーム音、さらには赤ちゃんの泣き声や人の話し声まで完璧に真似てしまうのです!地元では「森で子どもの名前を呼んではいけない」とさえ言われるほど。コトドリがそれを覚えて真似し、子どもが間違ってついて行ってしまう…という都市伝説まであるんです!

(掲載元:ナショナル ジオグラフィック TV / コトドリの物真似メドレー | ナショジオ

そんなモノマネ芸は、実はオスの求愛行動の一環。落ち葉や枝をかき集めて「ステージ」を作り、その上で美しい尾羽を頭上に広げて踊りながら、まるでライブのように鳴き声をアピールします!しかもただの鳴き声じゃありません。複数の鳥たちが敵に立ち向かう「モビング」という合唱を、一羽で忠実に再現することも!これは「このオスのそばは安全」とメスに思わせるためだと考えられています。

見た目よし、声よし、パフォーマンス力よし。オーストラリアの森を歩くときは、耳を澄ませてみてください。もしかしたら、あなたの声も真似されているかもしれませんね。では、また次回!