みなさん、海辺の岩場や港を散策している時、青い小鳥を見かけたことはありませんか?それがもしかしたらイソヒヨドリかもしれませんよ。
イソヒヨドリの大きさは体長約23cm。ヒヨドリより少し小さめで、雄は頭から喉、背部が美しいダークブルーで、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼は黒く鮮やかに色分けされています。一方で、雌はうずら模様の茶褐色が基調です。若鳥の雄は雌と似た羽色をしており、年齢によっても見た目が変わるんですね。この鳥、名前に「ヒヨドリ」とありますが、実はヒヨドリ科ではなくヒタキ科に属するんですよ!

食性に関しては肉食中心で、甲殻類や昆虫、トカゲなどを捕食します。都市部では、人間の食べ残しも食べることがあるんです。単独行動を好むイソヒヨドリは、春にはヒタキ科特有の声量のある美しい声でさえずります。その声は非常に複雑で、天気の良い日は特に活発に歌うことが知られています。
もともとは磯や海岸周辺が主な生息地だったイソヒヨドリですが、1980年代から内陸部でもその姿を見るようになりました。今では、関東や近畿の大都市圏でも、電線に留まったり、ビルの間を飛び回ったりしているのを見かけることがあります。都会の中で、彼らの美しい鳴き声を聞くこともできるんですよ。巣作りは通常、岩の隙間などに行いますが、都市部ではビルの屋上や屋根の隙間など、人間の住む場所近くで営巣することも。
イソヒヨドリは、その鮮やかな色彩と複雑な鳴き声で、私たちの生活に彩りを添えてくれます。次に、イソヒヨドリに出会ったら、ぜひその美しい姿を楽しんでみてくださいね!では、また次回。

