「月・日・星」とさえずる!サンコウチョウ

豆知識

みなさん、こんにちは!夏になると、日本にやってくる美しい渡り鳥、サンコウチョウ。その独特な鳴き声と魅惑的な姿で、多くの人たちを虜にしています。今回はそんなサンコウチョウを紹介しますね!

サンコウチョウはちいさい冠羽があり、オスは長い尾羽が大きな魅力。繁殖期になると、なんと体長の約3倍にもなるとか!長いですね。尾羽が風に揺れて本当に美しいんです。オスの全長はしっぽも含め、約45cm。顔は黒紫色、背中は赤みがかった黒紫色、そしてお腹は白色というおしゃれな配色。さらに、アイリングとくちばしが鮮やかな水色でとても愛らしい。メスは体長18cmで、アイリングとくちばしの水色が控えめ。背中と尾羽は赤みが強い赤褐色をしています。尾羽は体長と同じくらいの長さですよ。

(素材提供元:photoAC) 

サンコウチョウは、平地から低山の暗い林を好む鳥です。日本には夏鳥として渡ってきて、そこで繁殖します。縄張りをしっかり作り、昆虫を主に食べます。空中で昆虫を捕まえる姿もみられ、軽やかですね。

日本で繁殖したサンコウチョウの多くは、冬になると中国南部からスマトラへ渡って越冬します。巣作りもユニークで、スギやヒノキの樹皮を使ったカップ型の巣を作り、外側にはウメノキゴケをクモの糸で貼り付けます。巣の中でくるくる回りながら作業するので、ぴったりフィットする綺麗な椀型の巣が完成するんですよ。

サンコウチョウの名前は、その鳴き声から来ています。オスが「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」と鳴く声が、「月・日・星」と聞こえることから、この三つの光を意味する「三光鳥」という名前がついたんですね。地鳴きは「ギィギィ」です。

静岡県の県鳥でもあり、地元サッカーチームのジュビロ磐田のエンブレムにも描かれています。同クラブのマスコットキャラクター、ジュビロくんとジュビィちゃんもサンコウチョウがモデルなんですよ。

サンコウチョウは、その美しい姿と鳴き声で、夏の日本に訪れる楽しみの一つとして多くの人々に愛されています。次に林の中を散歩するときには、ぜひサンコウチョウの美しい鳴き声と姿を探してみてくださいね。では、また次回!