幸せを運ぶ鳥!コウノトリのひみつ

豆知識

こんにちは、みなさん!今日はあの大きな白い鳥、コウノトリについてお話ししましょう。みなさんは一度は名前を聞いたことがあるかもしれませんね。

コウノトリは、体長約115cmに達する大型の鳥です。翼を広げるとその長さは約2mにもなり、白く輝く羽根が特徴的。風切羽や大雨覆は黒く、幼鳥の一部にも黒い羽が見られます。彼らの風を切るその姿はまるで空中の船のようですよ。声を持たないコウノトリは、くちばしを打ち鳴らす「クラッタリング」で、威嚇や愛情表現を行います。食事は、カエルや小魚、昆虫など。水田や湿地帯を好んで生息し、そこで餌を探すんです。

中国北東部やアムール地方を主な生息地とし、冬には日本、韓国、台湾などに渡ってきます。日本では、かつてはよく見られた鳥でしたが、1971年に野生のコウノトリは絶滅してしまいました。人々の頑張りで、2005年に野生復帰することができたんですよ。

(素材提供元:photoAC

コウノトリは、木の上に巨大な巣を作る習性があり、そのサイズは直径約2メートル!以前はアカマツなどの天然の木が使われましたが、今では人工的な巣塔も設けられています。また、コウノトリはコロニーを形成せず、一度ペアになると深い絆で結ばれ、一生を共に過ごすとされています。

「赤ちゃんを運ぶ鳥」と言えば、実は「シュバシコウ」なんですよ。このシュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)は、DNAでコウノトリとは別種だと分かっています。見た目は似ているけれど、クチバシが赤いのが特徴で、ヨーロッパやアフリカ北部に生息。数も減っていないそうです!言い伝えはヨーロッパの中世から。夏至に結婚し春に出産するのが一般的で、シュバシコウが春に戻ってくることと重なり、家の屋根や煙突に巣を作る習性があるため、人々は「幸福が家に訪れる」と解釈したんです。

一方、日本でも各地にコウノトリ伝説が存在します。兵庫県豊岡市にある久々比神社には、日本書紀によると皇子に初めて言葉を与えた伝説があり、繁栄や子宝のご利益があるとされています。また埼玉県鴻巣市では土地の守り神となっており、コウノトリが巣を掛けたところとして「鴻巣(こうのす)」と呼ばれるようになったようです。昔から人々に愛される鳥だったんですね!

一度は絶滅の危機に瀕したコウノトリですが、今では日本の自然と調和し、豊かな生態系を保つ大切な存在となっています。これからもコウノトリを守り、空に舞う姿を見守りたいですね!

[日本のコウノトリの保護活動(他にも活動があれば教えてください!)]

兵庫県豊岡市 https://toyooka-kounotori.com/

埼玉県鴻巣市 https://www.city.kounosu.saitama.jp/site/konotori/

徳島-認定NPO法人とくしまコウノトリ基金 https://www.t-stork.jp/

千葉県野田市 https://noda-kounotori.securesite.jp/