小さな冒険者、ヒメコウテンシの物語

豆知識

みなさん、こんにちは!今日は「トリまめ」で、ちょっと珍しい鳥のお話をしましょう。その名も「ヒメコウテンシ(姫告天子)」。かつてはカラフトコヒバリとも呼ばれた、この小鳥は、まるで小さな冒険者のような存在です。

(素材提供元:Wikipedia / Tokumi – Copyrighted free use, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=97984477)

見た目は地味な鳥ですが、ヒバリの仲間の中ではなかなかのレアリティが高い珍鳥。全長は約14cmとスズメよりやや小さく、背中や翼の上面は褐色で、胸には黒褐色の斑があります。雌雄同色で、頭部から背にかけて灰褐色の縦班が特徴的です。

ヒメコウテンシは、日本にはめったにやって来ません。日本では、3月から5月、そして10月から11月にかけて、特に日本海側の離島などで観察されることがあります。北海道から神奈川にかけても、少数ですが記録されているんですよ。

「ジュン ジュン」や「チュン チュン」という鳴き声が特徴的。非繁殖期は小群で行動し、砂浴びを好むんです。地上でくちばしを使って昆虫や種子を食べる習性があります。

ヒメコウテンシは、冬季は地中海沿岸からインド西北部で越冬し、春になるとヨーロッパ南部から中国北部に渡って繁殖します。その生態や行動はとても興味深いですよね。こんな小さな鳥が、長い距離を旅して、時には日本にまで足を伸ばすなんて、まさに小さな冒険者です!

みなさんも、ヒメコウテンシに出会えるチャンスを得たら、その珍しい姿をじっくり観察してみてくださいね!