国鳥キジ!昔話だけじゃない、すごい鳥だった?

豆知識

みなさん、こんにちは!「キジ」ってご存じですよね?桃太郎のお供で有名なあの鳥。実はこのニホンキジ、日本の「国鳥」なんです。なんと、日本にしかいない固有の種類なんですよ。

ニホンキジのオスは全長約81cm、メスは約58cmと、意外と大きめの鳥。オスの体は青緑色に輝いていて、赤い顔の肉垂(にくすい)とのコントラストがとても美しいです。一方メスは茶色っぽい羽で地味に見えるかもしれませんが、子育てを担うメスにとっては、敵から身を守るための大事な保護色なんです。見た目からもそれぞれの役割がわかって面白いですよね。

(素材提供元:photoAC) 

国鳥に選ばれたのは、見た目の美しさだけじゃありません。一年中日本にいて、田んぼや草原でも見かけるほど身近な存在。特にオスの派手な色は縄張りを主張するためで、繁殖期になると「ケーン!」と大声で鳴いて、羽をバタバタと打ちつける「母衣打ち(ほろうち)」を見せてくれます。これがまた迫力があるんですよ!

ちなみに、キジは飛ぶのは苦手ですが、走るのはとっても速い!時速32キロも出るそうですよ。しかもキジ、実は地震を予知する能力があるとも言われています。人間には感じ取れない微妙な揺れを察知して、地震の前に鳴くこともあるそうで、古くから「キジが鳴くと地震が来る」と伝えられてきました。すごいですね。

日本には国鳥である「ニホンキジ」のほかに、中国原産の「コウライキジ」もいます。コウライキジは狩猟目的で日本に持ち込まれ、北海道や沖縄など、本来ニホンキジが自然分布していなかった地域を中心に野生化しています。見た目はよく似ていますが、コウライキジのオスは首のまわりに白いリングがあるのが特徴です!

今度、草むらや田んぼで「ケーン!」という声が聞こえたら、それはきっとキジ。少しだけ足を止めて、その勇ましく美しい姿を探してみてくださいね。では、また次回!