みなさんは、カワラヒワという鳥をご存知ですか?この小さな鳥には、驚きの秘密がたくさん隠されています。今回は、その魅力を少しだけご紹介しましょう!
カワラヒワは体長約14cmのスズメほどの大きさで、全体的にやわらかな黄褐色をしています。しかし、その特徴は色だけではありません。太めのくちばしを持ち、それで硬い殻をもった種子を割るのが得意なんです。地味な見た目かもしれませんが、じっくり観察すると、ピンク色のくちばしや飛翔時に目立つ鮮やかな黄色い帯、その繊細な美しさに気づかされます。さらに尾羽の端が二つに分かれていて、まるで魚のしっぽのような形状なんですよ!

漢字で「河原鶸」と書かれ、名前の由来は河原でよくみかけ、アワやヒエを好んで食べることからきています。カワラヒワのもう一つの特徴は、その鳴き声。「キリリ、コロロ」という地鳴きや、「チョンチョンジューイン」という独特のさえずり。小さな体からは想像もつかないほど豊かな音色を奏でます。彼らの声は、メジロやセンダイムシクイと似ているもののカワラヒワならではの特徴があり、識別することができます。
特に面白いのは、カワラヒワがひなにも種子を与えること。通常、小鳥は虫をひなに与えるのが一般的ですが、カワラヒワはその例外。これは「素嚢(そのう)」と呼ばれる特殊な器官が発達しているためです!
こんなにも魅力的なカワラヒワですが、忙しい日常の中で見落としがち。でも、ふと立ち止まって空を見上げれば、彼らの小さな世界がそこに広がっています。次に外に出た時は、ちょっと周りを見渡してみてください。カワラヒワの小さな世界が、あなたにも見えるかもしれませんよ。

