ブッポウソウ!森の宝石、輝く夏の訪問者

豆知識

みなさん、こんにちは!日本の夏にやってくる美しい渡り鳥、ブッポウソウを知っていますか?名前からすると仏教と関係がありそうですが、実はとても魅力的な鳥なんです。

ブッポウソウは体長約30cmの中型の鳥。オスもメスも同じ色をしています。頭は黒っぽい茶色で、尾は黒色、喉は群青色です。胴体は光沢のある青色の羽毛で覆われていて、光の加減で緑色にも見えることがあります。翼を広げると白い斑点が目立ち、くちばしと足は赤橙色という、とてもカラフルな鳥なんです!キレイですよね。

(素材提供元:photoAC) 

ブッポウソウは、平地から山地にかけての水辺近くの森林に住んでいます。山梨県身延町や岐阜県美濃市などの繁殖地が国の天然記念物に指定されています。昆虫を主食とし、高い木の枝や高圧線にとまって、飛びながら獲物を捕る姿が見られます。同じ場所から飛び立ち、捕食に成功しても失敗しても元の位置に戻るという行動を繰り返すことが多いんですよ。

巣には貝殻やプルタブ、瀬戸物など、光るものが多く見られます。これは親鳥がヒナに与えるために集めたもので、ヒナはこれを飲み込み、消化器官の砂嚢で昆虫の硬い殻をすりつぶすために使います。

ブッポウソウの名前は、「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえる鳴き声から来ています。でも実際の鳴き声は「ゲッゲッゲッ」という感じなんです。長い間、「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く鳥の正体は謎でしたが、1935年のラジオ放送がきっかけで、この鳴き声はコノハズクというフクロウの一種によるものだとわかりました。1000年もの間、勘違いされていたのでした!驚きですね。

その青い羽を広げて大空を舞う姿は「森の宝石」と呼ばれ、多くの人を魅了しますが、現在では絶滅危惧種に指定されています。次に森を訪れる時には、ブッポウソウが見れたらラッキーですね!では、また次回。