青く輝く夏のオオルリ、その声と羽に心奪われて

豆知識

こんにちは、みなさん!夏の訪れを告げる鳥として、日本の森や林で親しまれているオオルリ。その美しい瑠璃色の羽が、緑豊かな風景に映える季節がやってきました。本日はオオルリについて紹介しましょう!

(素材提供元:photoAC) 

オオルリは体長約16cm。ちょうどスズメより少し大きいくらい。オスの成鳥は、背中から尾にかけて光り輝く深い青色が美しいですね。顔と喉はしっかりとした黒で、尾の根元にはチャームポイントの白い斑点がありますよ。お腹は清潔感のある白色が特徴的です。一方でメスは、落ち着いた茶褐色が基調で、喉とお腹は柔らかな白色です。胸や脇の部分には少し褐色が混じり、ほっと心安らぐ色合いをしています。

また、オスのヒナは成鳥の美しい青色になる前の、メスとよく似た茶褐色の羽を持っています。成鳥の鮮やかな青になるまでには、2〜3年の時間がかかるそうです。時間をかけて徐々に青い羽が現れる様子は、自然の不思議を感じさせますね。

(素材提供元:photoAC / 左:メス 右:オスの若鳥) 

オオルリの食べ物は主に昆虫。枝から飛び立ち、空中で飛んでいる虫を捕まえては同じ場所に戻る「フライキャッチング」を行なうのが特徴。彼らの生活の中で見られる光景の一つです。飛ぶ虫以外では幼虫やクモ類、果実なども食べます。

さえずりについても、オオルリは「日本三鳴鳥」の一つとして数えられるほど美しい声の持ち主です。ピィーチュリー ジィッ、ピーリーリー、ピールリ ピールリ チチンと澄んだ声で鳴きます。特に繁殖期には、雄が木の梢で力強く歌う姿が、夏の風物詩となっていますね。

多くのオオルリが秋に日本を後にし、東南アジアへと長い旅を始めます。彼らは冬を暖かい地で過ごし、また次の春に美しい姿を見せるため日本へと戻って来るのです。オオルリは、私たちに季節の移り変わりを教えます。この夏、もし青い瑠璃色の鳥が目に留まったなら、それはオオルリの歌声に耳を傾ける絶好のチャンスかもしれません。では、また次回!