こんにちは、みなさん!小さなコアジサシを知っていますか?今日は、夏鳥のコアジサシについてお話ししたいと思います。
コアジサシは、体長約24cm。ツグミやヒヨドリと同じくらいです!夏の羽毛では頭が黒く、額や喉、腹が白いのが特徴で、体の他の部分は薄い灰色。黄色のくちばしと橙色の脚がまた目を引きます。冬になると、くちばしと脚が黒くなり、額の白い部分が広がるんですよ。尾がツバメみたいに伸びています。

コアジサシは海岸や川の水辺に住み、小魚を捕まえるために水にダイビングします。その姿はまるで空から水中に突っ込むようで、その様子から「鯵刺(あじさし)」という名前がつけられたんですよ。他にも「鮎鷹(あゆたか)」「鮎刺(あゆさし)」なんて呼ばれ方もします。狙いをつけるときには、短時間ホバリングすることもあって、その姿はとても愛らしいです。
オスがメスに魚をプレゼントする「求愛給餌」という行動が見られます。巣は川原や砂浜、埋立地などの裸地に作られ、2~3個の卵を産みます。卵と雛は斑模様で、石ころと見分けがつきにくくカモフラージュなっているんですよ。

実はこの鳥、絶滅危惧Ⅱ類なんです!コアジサシは見晴らしの良い場所で集団で子育てし、みんなで協力して外敵から卵や雛を守っているんですよ。しかし、草木のない開けた地面に巣を作るコアジサシにとって、洪水や草の成長で繁殖地が減少していることが多いんです。だから、コアジサシを守るためには草むしりなどの手間が必要なんです。東京都ではNPO法人と下水道局が協力して、コアジサシの巣を守る活動をしているんですよ。
小さな体で大空を舞い、巧みに魚を捕らえるコアジサシ。次回、海辺や川辺でコアジサシを見かけたら、そっと見守ってあげてください。では、また次回!
コアジサシの活動に興味のある方はこちらへ(日本語サイトのみ):NPO法人「リトルターン・プロジェクト」

