水面を薙ぎ、穴を掘る。オオミズナギドリ

豆知識

みなさん、こんにちは!今日は、夏鳥のオオミズナギドリについてお話ししますね。

オオミズナギドリは全長約48cm。翼を広げるとなんと120cmにもなる大きな鳥です。カモメやウミネコに似ていますが、飛んでいるときの細長い翼が特徴。体の上面は暗褐色で、頭部には白い羽毛にこげ茶色の斑点が混ざっています。足はピンク色でオスとメスはほとんど見た目に違いがありませんが、オスの方がやや大きいことが多いです。

(提供元:eBird / You-Sheng Lin

オオミズナギドリは海上での滑空は得意中の得意。でも、地面から飛び立つのがちょっと苦手なんです。地面から直接飛び立つことはできず、斜面を使って助走したり、高い場所から飛び降りるようにして空に舞い上がります。なんとも愛らしいですね。

漢字では「水薙鳥」と書き、水面を薙くように飛ぶことから名付けられたそうです!食性は魚類や軟体動物を食べます。特にカタクチイワシが大好物!水面を泳ぎながら、浅く潜水して獲物を捕らえます。餌を見つけると、多くの個体がその場所に集まり、海面が賑やかになります。

彼らはなんと森に約1mの巣穴を掘ります!形状は様々で「棒形」「くの字」など個性があるんですよ。春から夏にかけて子育てします。繁殖期が終わると、海上で生活します。温暖な地域へ渡り、冬を過ごします。鳴き声はオスは「ピーウィー」、メスは「グワーェ」と鳴きます。

ちなみにオオミズナギドリは京都府の府鳥としても親しまれていますよ。次に海辺に出かける際には、ぜひ空を見上げてオオミズナギドリの姿を探してみてください。では、また次回!