こんばんは、みなさん!冬の訪れと共に今回は体長約18cmの小柄なキレンジャクとヒレンジャクたちの魅力についてお話ししましょう。
両者とも頭部にはとがった冠羽と黒いのど。キレンジャクは、その名の通り尾の先端が黄色い小さな鳥です。赤みのある灰褐色の体、赤い蝋状の突起物も特徴的!一方のヒレンジャクは尾の先端が赤いです。赤紫みのある淡褐色の体、外弁は灰色です。また、腹部は黄色みを帯びていますが、キレンジャクはそうではありません。黒い過眼線は両者にありますがヒレンジャクは冠羽にまでのびています。

さらにヒレンジャクとキレンジャクの違いは、主に翼の特徴にあります。ヒレンジャクにはないキレンジャクの特徴は、翼の次列風切の先端にある赤い蝋状の突起です。これが、彼らの英名「ワックスウィング」の由来。この小さな違いが、両者を識別する鍵となります。外見は似ていても、こうした細かな特徴で種を見分けるのが、野鳥観察の醍醐味の一つですね。
両者とも同じく、木の実を好んで食べ、日本全国で冬鳥として観察されることがあります。群れをなして行動することが多く、時には数十羽、場合によっては百羽以上の大群を形成します。混郡あるんですよ!
歴史的にも、これらの鳥たちは平安時代から「連雀」「唐雀」として知られていました。江戸時代中期からは、それぞれの特徴にちなんだ名称で区別されるようになり、またヤドリギを好んで食べることから「ほやどり」とも呼ばれていたんですよ。
キレンジャクとヒレンジャクは、日本の冬の自然に彩りを加える小さな鳥たちです。彼らの群れを見かけたら、ぜひその美しさを楽しんでみてください。冬の寒さも、彼らのきらめく姿で少しだけ和らぐかもしれませんね。では、また次回!

