こんにちは!都会の公園や住宅街で、突然目にする鮮やかな緑色の鳥を見たことはありませんか?その正体は、遠い国からやってきたワカケホンセイインコ。では、なぜこのインコは都会で生きるようになったのでしょうか?
体長約40cm。本来インド南部やスリランカ原産です。その鮮やかな緑色の羽、大きく赤い嘴と長い尾羽。喉から首にかけて広がる黒い帯と、その後ろを彩る桃色の帯から「ツキノワインコ」という愛称も生まれました。性別を見分けるポイントにもなっているんですよ。緑だけに留まりません。青や黄、白といった色変わりの個体もいます。

食べ物は、穀物や果実、公園の花から蜜を吸うなど、結構グルメ。群れでのねぐらは、大木や街路樹がお気に入りの場所。緊張すると、まるで白目をむいたような顔になることも。オスが愛のダンス「ワカケダンス」と呼ばれ、親しまれています。
1960年代、ペットとして日本に来たワカケホンセイインコが、ひょんなことから外に出てしまい、野生化。特に、東京や神奈川で大群がねぐらにする様子は、圧倒的です。この鳥たちは標高2000mで高地でも適応できるほど寒さへの耐性が強く、日本の四季をなんなく過ごしています。
かつては害鳥と言われたこともあるワカケホンセイインコですが、今では都会の風景にゆっくりと生態系に溶け込んでいます。これからも、彼らの生活を理解し、尊重して共存の道を考えていく必要がありますね。
ワカケホンセイインコは、ただの「やってきた鳥」じゃないんです。50年以上の歳月を経て、日本の都会に新しい生活の場を見つけた、一生懸命な隣人。公園で鮮やかな緑色を見かけたら、彼らかもしれませんね。では、また次回!

