みなさんは散歩中、川辺で黄色い腹を輝かせる小鳥に出会ったことはありますか?それはきっと、「キセキレイ」かもしれませんね。
このキセキレイは、その名の通り、鮮やかな黄色い腹が特徴です。スズメ目セキレイ科に属するこの小鳥は、体長約20cmと小柄です。頭から背中にかけての灰色と、目の周りの白色が美しい対照を成し、オスは喉が黒く、メスは白いのが特徴なんですよ。

キセキレイは、主に渓流や湖沼の水辺に生息しており、昆虫を食べることが多いんです。都会のハクセキレイとは違い、より自然豊かな場所を好むんですね。冬になると、暖かい地域へ移動する渡り鳥の一面も持っています。岩のくぼみや川岸の茂みで巣を作り、子育てをすることもあるそうです。
「チチン、チチン」「キシキシキシ」といった鳴き声は、縄張りのアピールや仲間とのコミュニケーションに使われているとされています。他のセキレイ類とは棲み分けをしながらも、時には激しく追いかけっこをすることもあるんです。しかし、夜には森で静かに過ごす、穏やかな一面もあります。
セグロセキレイやハクセキレイとは異なり、キセキレイはそう頻繁には見かけませんが、だからこそ、出会えた時は特別な喜びがあります。歌人の北原白秋にも愛された鳥として知られているんですよ。
このように、キセキレイは私たちの身近な自然の中で、静かに、しかし華やかに生活を営む鳥です。次回、川辺を歩いている時は、ぜひキセキレイに出会えるかもしれませんね。その時は、キセキレイを静かに見守ってみてください。きっと、あなたの日常に新たな彩りを加えてくれるはずですよ。

