長い尾とくちばしがチャームポイント!川岸のイカルチドリ

豆知識

みなさん、こんにちは!今日は、小さくてもその存在感が大きい、素敵な「イカルチドリ(斑鳩千鳥)」についてお話ししましょう!

イカルチドリは、チドリ科に属する体長約21cmの小鳥です。この鳥の一番の特徴は、長い足と長い黒いくちばし。そして、額と首に入る黒いラインが印象的ですね。頭頂部と背面が灰褐色で、お腹と目の上、くちばしの上部は白い羽毛で覆われており、目の周囲には細めの黄色のアイリングがあります。夏になると頭部や頸部の斑紋が黒くなり、冬には暗褐色に変わって少し淡くなるんですよ。四季を通じて、その美しい羽の変化を楽しむことができます。

(素材提供元:photoAC

この小さな鳥は、本州、四国、九州、北海道、南西諸島といった日本各地に生息しています。特に河川の中流域や上流域の河原、水田など水辺を好むんです。食性は動物食で、昆虫類や節足動物、ミミズなどを水辺で捕食します。

また、イカルチドリは繁殖期になると、河原などに巣を作ります。その巣作りも興味深いんです。オスとメスが協力して、小石や枯草で快適な巣を作るんですね。卵は青地に褐色の斑点があり、まるで小石のよう。雌雄で卵を温め、孵化したヒナはすぐに巣から離れ、親の後をついて歩き始めます。また、外敵が近づくと、親は傷ついたふりをして巣から離れ、巣とヒナを守るんですよ。

イカルチドリの名前は「大きい、厳しい」という意味を持つ「イカル」という古語からきています、イカルチドリとよく似た鳥に「コチドリ」がいます。この鳥との対比で名付けられたという説があります。この二つを見分けるコツは、体の大きさとくちばしの長さ。イカルチドリの方が一回り大きく、くちばしも長いんです。そして、目の縁のアイリングがイカルチドリでは淡い黄色なのもポイントです。

日本では留鳥として知られ、冬には南へ移動する個体もいます。残念ながら、イカルチドリは準絶滅危惧種とされています。ですから、自然の中で見かけたら、そっと観察し、その生態を守る努力をしましょう。この小さな鳥が織りなす自然のドラマは、私たちにとっても大切な宝物ですからね。では、また次回お会いしましょう。