靴?クジラ頭?動かない巨鳥のハシビロコウ

豆知識

みなさん、こんにちは!今日は、アフリカの湿地帯で静かに暮らす巨大な鳥、「ハシビロコウ」についてご紹介します。その見た目と生態には、不思議な魅力がたっぷりと詰まっていますよ!

ハシビロコウは、アフリカ大陸東部から中部の湿地帯に生息していることで知られています。その姿はまるで恐竜を思わせるほどです。高さは最大で体長150cmにもなり、青みがかった灰色の羽には緑色の光沢があります。そして、非常に大きく幅広い嘴は、淡黄色で灰色の模様があります。

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見た目がとても印象的で、和名である「ハシビロコウ」も直接的でわかりやすい「クチバシが幅広いコウノトリ」という意味です。英名は「Shoebill」とも呼ばれ、「靴のようなクチバシ」を意味しています。さらに、「クジラの頭を持ったコウノトリ」という意味の「Whale-headed Stork」という英名がついています、とてもユニークですね。

この鳥の最大の特徴は、その動きの少なさ。数時間動かずに餌を待つ様子から、「動かない鳥」とも呼ばれています。じっとしている理由は、魚たちに警戒されないようにするため。特に好物の肺魚が息継ぎのため水面に上がる瞬間を狙っているためなんですよ!エサが捕れないときに場所を変えるために飛ぶことがあるそうです。飛行距離は最大で500m程度とされていますが、滅多に見ることのできない貴重な光景なんだそうです!

興味深いのは、ハシビロコウの鳴く機能が退化していて、ほとんど鳴かないことです。仲間とのコミュニケーションには「クラッタリング」という、嘴をカチカチと鳴らす行動を使います。また、人間に対してはおじぎのような仕草を見せることもあります。これは親愛の情を示しているのかもしれませんね!

このハシビロコウは、アフリカの湿地帯を守る大切な存在です。しかし、生息数は5000~8000羽と推定されており、絶滅危惧種に指定されています。日本ではいくつか動物園でハシビロコウに会えるようです。この静かなる巨鳥の存在が、私たちに自然の大切さを教えてくれるかもしれませんよ!ではまた、次回お会いしましょう。