みなさん、こんにちは!夏の訪れとともに、ひっそりと森に現れる小さな黒い影。「キョロン、キキコ…」なんて、不思議でちょっとかわいい声が森の奥から聞こえてきたら、それはクロツグミかもしれません。
体の大きさは22cmくらい。ツグミより少し小さめで、日本で見られるツグミ属の中ではいちばん小さい種類のひとつ。オスは全身黒くてお腹に黒い水玉模様、クチバシと目のまわりが黄色くてチャームポイント。なかなかおしゃれな見た目をしてます。メスは茶色っぽくて、やさしい色をしています。

普段は山や丘の林にいるんですが、渡りの時期には公園や街中でも見かけることがあります。なので、「こんなところに?」とちょっとびっくりすることも。声を頼りに探してみると、思わぬ出会いがあるかもしれません。
クロツグミの一番の魅力は、なんといってもそのさえずり。「キョロン、キョロン」「キキコ、キキコ」など複雑で、いろんな鳥の鳴き声を取り入れて、自分だけの歌をつくりあげるんです。バリエーションが豊かで、聴いていて飽きないんですよ。オスもメスも一緒に子育てをする、仲良し夫婦なのもポイントです。
夏の散歩のとき、ちょっと耳を澄ませてみてください。木陰からクロツグミの歌声が聞こえてくるかもしれませんよ!では、また次回。

