空高く舞う春の伝令!ヒバリ

豆知識

みなさん、こんにちは!春の暖かな日差しの下、ふと空を見上げると、小さな影が高く高く舞い上がっているのが見えます。それは、春の訪れを告げる鳥、ヒバリです。この小さな鳥には、まだまだ知らないお話がいっぱい。今日は、そんなヒバリの世界をのぞいてみましょう。

ヒバリは体長約17cm。手のひらに乗るほどの小ささですが、その外見には特徴があります。上面は褐色で黒褐色の斑が入り、下面は白く、胸には黒褐色の縦縞が。特にオスのヒバリは、頭の上にある小さな羽、冠羽をピンと立てて印象的。春の野原や農耕地で活動的に飛び回る姿を見ることができます。

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食性については、ヒバリは雑食で、種子を主食としつつも昆虫やクモも食べます。地上を歩き回りながら食事をする様子は、春の訪れと共によく見られる風景の一つです。

そして、ヒバリの鳴き声は春の象徴のようなもの。春になると、オスは空高く舞い上がり、「フィチフィチ…」と長いさえずりを始めます。この「揚げ雲雀」というパフォーマンスは、なんと驚くことに、空中で20分以上も続くことがあるんです。メスを引きつけるため、そして他のオスへの縄張りの主張を兼ねていて大切な行為なのです。

名前の由来にも興味深い話があります。「ヒバリ」という名前は、晴れた日に空高く昇る様子から来ていると言われ、漢字で「雲雀」と書かれるのは、そのさえずりながら飛ぶ姿がまるで雲を突き抜けるかのように見えるからです。また、「skylark(スカイラーク)」という英名には「空を楽しむ」という意味があります。

民話によると、ヒバリはお天道様にお金を貸して、返してもらうために高く飛ぶんだとか。そのさえずりを聞いていると、「日一歩、利トル、利トル」と聞こえてくるそうな。ヒバリの歌声には、そんな楽しいお話も隠されているんですよ。

空高く舞い上がるその姿は、私たちに新しい季節の始まりを教えてくれます。ヒバリのさえずりを聞きながら、ぜひ春の訪れを感じてみてくださいね。では、また次回!