ヒクイナが戸を叩く?夏の夜に響く声

豆知識

みなさん、こんにちは!夏の夜、田んぼのそばを歩いていると、「キョッ、キョッ、キョッ…」って音を聞いたこと、ないですか?まるで誰かが戸を叩いてるみたいなこの音、実はヒクイナっていう小さな鳥の鳴き声なんです。

ヒクイナは体長19〜23cm。体重はたった100gほどの小さな水鳥なんですよ!メスとオスは同色。体は褐色から赤褐色の羽毛で覆われていて、目は赤くて、足はオレンジ色。なんだかかわいらしいですよね!日本には夏になるとやってきて、主に湿地や田んぼ、川のそばなんかに住んでいます。

(素材提供元:photoAC) 

ヒクイナってすごく警戒心が強くて、昼間は草むらや湿地の中に隠れていることが多いから、なかなかその姿を見るのは難しいんです。飛ぶことはできるんだけど、どちらかというと草むらを歩き回る方が好きみたいで。食べるものは昆虫やカエル、種子など、いろいろ食べる雑食性で、水辺の生き物として結構大事な役割を果たしているんです。

昔は、ヒクイナのことを「水鶏」(くいな)って呼んでいて、クイナの仲間たちと区別されていなかったんです。特に「水鶏たたく」っていう言葉があるくらいで、彼らの鳴き声が連続して戸を叩くように聞こえるから、こんな名前がついたみたいです。この鳴き声、特に夕方や夜に響いて、夏の風物詩として昔から知られているんですよ!「夏は来ぬ」っていう唱歌にも「くいな」が出てくるんですが、これもヒクイナを指しているって言われてるんですよ。

だから、もし夏の夜に「キョッ、キョッ」って音が聞こえたら、それはヒクイナが近くにいるかもしれません。静かに耳を澄まして、彼らの存在を感じてみるのもいいかもしれませんよ。では、また次回お会いしましょう!