こんにちは、みなさん!春が来ると、日本の街中あちこちで見かけることが増えるのが、カルガモの親子の行列。カルガモのお母さんを先頭に、ぴょこぴょこと可愛らしい子どもたちが一列に並んで歩く姿は非常に愛らしいですね!さて、なぜカルガモは春になると「引っ越し」をするのでしょうか?今回はその秘密に迫っていきます。
カルガモは、日本を含むアジア各地に生息するカモの一種で、他の渡り鳥と違い、一年中日本で生活しています。オスは体長60cm、メスが体長50cm。カルガモはオスもメスも黒褐色で、顔は白くて黒い線が特徴。クチバシ黒で先端黄色、脚はオレンジ色。カルガモの名前の由来は二つあります。マガモと比べて体重が軽いことから「軽い」ことを意味する「カルガモ」と名付けられた説、もう一つは歴史が深い万葉集に登場する「軽ケ池」という地名にちなんで名付けられたというもの。どちらの説も、カルガモが持つユニークな特徴や、日本人との長い関わりを感じさせますね。

雑食性で、小魚や昆虫、水草などを食べますが、その食事場所が「引っ越し」の理由の一つです!春になるとカルガモは繁殖期を迎えます。メスは水辺の草むらや竹やぶなどに巣を作り、卵を産みます。そして、孵化した雛が歩けるようになると、親鳥は雛たちを安全で食べ物が豊富な場所へと導きます。この時、親鳥は「刷り込み」という現象により、雛たちが自分をしっかりと親と認識し、よちよちとついてくるようになっています。不思議ですね!
この「引っ越し」は、雛たちが食べ物を確保できる場所へ移動するだけでなく、外敵から身を守るための戦略でもあります!そのため、雛が独り立ちするまで、場所を変えながら何度も引っ越しを繰り返します。
しかし、この引っ越しは決して安全な旅ではありません。道路を渡る際には車に注意が必要であり、カラスや猫などの天敵もいます。人間が手を差し伸べることができる場面もありますが、基本的にはカルガモ親子が自力で乗り越えなければなりません。
春先に警察が動員されるほどの大事になることもあるカルガモの引っ越し。次にカルガモ親子の行列を見かけたら、彼らの大冒険を応援してみてはいかがでしょうか。彼らの旅は、ただかわいらしいだけではなく、生きる知恵と勇気の物語なのです。では、また次回お会いしましょう!

