トンボのように滑空する猛禽、チョウゲンボウ!

豆知識

こんにちは、みなさん!今日は、チョウゲンボウについてお話ししましょう。この小鳥、見かけはハトくらいの大きさですが、その魅力はとっても大きいんですよ。

まず、チョウゲンボウのサイズ感から。オスは約33cm、メスは少しだけ大きく約39cm。でも、翼を広げるとそのサイズはまるで変身!約2倍の大きさになるんですよ。体重はオスで150g、メスで190gと、見た目以上に軽やかなんです。

羽の色合いも美しく、オスは頭と尾が青灰色で、メスは茶褐色が目立ちます。どちらにも共通するのは、美しい黒い斑点。ハヤブサ科の中では最も尾が長いとも言われています。

(素材提供元:photoAC

この鳥は、ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布し、日本では夏季に繁殖します。北海道や本州の北部から中部でよく見られ、冬季には南方へ渡り越冬する個体もいます。

名前の由来はちょっと面白いんです。蜻蛉(トンボ)の方言「ゲンザンボー」がルーツかもしれません。滑空する姿がトンボを思わせるからだそうです。学名「Falco tinnunculus」は、「鎌」を意味するFalcoと、「チンチンと鳴く」を意味するtinnunculusから来ているそうです。

また、鷹狩に使われることもあるほどの狩猟の名手。その鋭い目と敏捷な動きで、ネズミ類や小鳥を捕まえる様子は、まさに空のアクロバット。声は「キィキィキィキィ」と聞こえ、繁殖期には「キッ、キッ、キッ」と鳴くことも。

チョウゲンボウは、その小さくても勇猛な姿で、私たちに自然の素晴らしさと生命の力強さを教えてくれます。次に野外で見かけたら、ぜひその美しい舞いを楽しんでみてくださいね!