みなさん、こんにちは!森の散策中、ふと耳にする「ジェー、ジェー」という声。これはカケスの鳴き声ですが、ご存知でしたか?今回は、この魅力的な鳥、カケスの世界についてご紹介します。
この鳥は、カラス科カケス属に属し、ハトほどの大きさ、体長約33cm。頭から尾まで白黒のまだら模様が特徴的で、喉や腹は白色、背中は葡萄褐色。そして、羽には黒、白、青の美しいだんだら模様があります。日本では、屋久島から北海道までの森林に生息し、昆虫や果実、種子など雑食性です。

カケスの最も興味深い特徴は、その「ドングリ愛」。秋になると、ドングリを集めて地中や木の隙間に蓄えます。この習性はただの食料確保ではなく、食べられなかったドングリが芽を出し、新たな森を育む重要な役割を担っています。
さらに、カケスの鳴き声は非常にユニーク。その名の「Garrulus」はラテン語で「おしゃべりな」という意味があり、その名の通り、カケスは多彩な声を発します。「ジェー、ジェー」としわがれた声が基本ですが、他の鳥の声や、チェーンソーなどの物音まで真似ることができ、飼われると人間の言葉もまねることがあります。
この魅力的な鳥は、日本の平地から山地の森林で見られます。小さな群れを作り、地面や木の上を跳ねるように動き、ドングリを蓄える姿は、まさに森の賢者ですね。その美しい羽とユニークな鳴き声で、森を彩るカケスに、ぜひ一度耳を傾けてみてください。カケスの世界に、きっと魅了されることでしょう。では、また次回。

