みなさん、こんにちは!今日は、ちょっと変わったクチバシを持つ鳥、「イスカ」についてお話ししましょう。
イスカは、スズメより少し大きくて、全長18cmの大きさなんです。特にオスは鮮やかな赤色で、メスはもう少し地味なオリーブ色をしているんですよ。

イスカの一番の特徴は、なんといってもそのクチバシ。大きく交差しているんです。これはね、マツの球果から種子を取り出しやすくするために進化したんだって。実はこのイスカ、日本の昔のことわざにも出てくるんです。「イスカの嘴と食い違い」という言葉で、物事が上手くいかない様子を表すんですよ。室町時代から使われていたなんて、ちょっと驚きですよね。
イスカは群れを作って生活していて、普通は10〜30羽ほどで行動するんです。そして、面白いことに、年間を通じて繁殖するんですよ。これは、マツやモミなどの針葉樹の種子を食べるから、冬場でもご飯に困らないからなんです。
ご飯の話をしたところで、イスカの食事風景はとっても興味深いんですよ。頑丈なクチバシで松ぼっくりを枝から切り離し、食べやすいところに持って行ってから、種子をパクリ。オウムみたいに器用に使うんですよ。枝移りする時に使ったり、ぶら下がったり。こんな風に自然の中で生きる鳥たち、毎日が冒険みたいで面白いですよね。
ちなみに、イスカは冬鳥として、日本に渡来するんです。11月頃から4月頃まで、少数が滞在しています。マツの実を食べる姿、見かけたらラッキーかもしれませんね。また次回、別の鳥のお話でお会いしましょうね!

