小さな森の番人、コゲラの日常

豆知識

みなさん、こんにちは!今日は身近な自然の中で見つけられる、とっても可愛らしいな小さなキツツキ、「コゲラ」をご紹介しますね。

スズメサイズで存在感は控えめ、全長たった15センチに体重もほんの18から26グラム。英名ではJapanese Pygmy Woodpeckerと呼ばれています。小柄ながらも、キツツキ科の中で日本に生息する中では最も小さいというこのコゲラ、見た目以上の力を秘めているんですよ。

(素材提供元:photoAC

オスとメスでは、オスの後頭部に赤い斑があることくらいの差で、野外ではその美しい灰褐色と白のまだら模様の羽色を見分けるのはなかなか一苦労。ですが、その小さな体で木にしがみつき、葉が茂る間を縫って「ギィー」「ギィッギッギッ」という鳴き声で存在を知らせてくれるんです。

秋から冬にかけては、シジュウカラやメジロといった他の鳥たちと一緒に群れを作り、賑やかな森の一員として活動。そう、この時期は鳥たちの交流会のようなものですね。

コゲラのコミュニケーション方法の一つに「ドラミング」というものがあります。木をリズミカルにたたくこの行為はさえずりと同じ役割をしていて、縄張り主張や求愛のサイン。

しかも、このドラミング、木を害虫から守ることにも一役買っているというから驚きです。木の中の虫たちを食べることで、森を守る「小さな森の番人」なんです。

これからの季節、公園やお庭で「ギィー」という声が聞こえたら、そっと木の幹を眺めてみてください。コゲラが一生懸命に食べ物を探している姿が、もしかすると見つかるかもしれませんよ。警戒心があまりないため、意外と身近で観察できるチャンスがあるんです。

コゲラが織り成す小さな森のシンフォニーを、耳を澄ませて感じてみませんか。きっと、新しい発見や出会いがあるはずですよ。