みなさん、こんにちは!今日は、ちょっと変わった鳥のお話をしましょう。みなさんは、鳥にも毒を持つ種がいることをご存じですか?今回は、そんな驚きの生き物、「ズグロモリモズ(英名:ピトフーイ)」についてお話しします。
ズグロモリモズは、パプアニューギニアの熱帯林にすむ、体長25cmの小さな鳥です。鮮やかな黒とオレンジ色を基調として美しい羽を持っていますが、裏には驚くべき秘密が隠されています。なんと、羽毛や筋肉に強力な神経毒「バトラコトキシン」を持っているのです!
そう、ズグロモリモズは自然界で数少ない「毒を持つ鳥」の一つ。この毒は、通常はヤドクガエルが持つと知られている非常に強力な毒。でも、ご安心を。毒を持っているのは、ズグロモリモズはこの毒を自ら生産するわけではありません。実は、ズグロモリモズがこの毒を得るのは、彼らの大好物である特定の昆虫を食べるからなんです。これって、フグの毒の仕組みに似ていますよね。
ズグロモリモズは毒を食べても平気なのか?と思いますよね。実は、彼らは遺伝的な変化を通じて、この毒に対する耐性を身につけているのです。この毒のおかげで、外敵や寄生虫から身を守ることができるんですよ。
鳥が毒を持っていることが確認されたのは1990年が世界初でした。さらに、ズグロモリモズだけでなく他にも発見され、これらの鳥たちは「有毒鳥類」として新たな注目を集めるようになりました。ですが、この特技、野生でないと見せられないんです。実は、人間が育てたズグロモリモズには、この毒がありません。やっぱり、自然の中で彼らが経験すること、食べるものには、大きな意味があるんですね。
食べ物から取り込んで自分のものにしてしまう。そう聞くと、なんだか賢い感じもしますよね。ズグロモリモズの物語は、自然界がいかに未知であるか、そして、まだ発見していない驚きがどれほどたくさんあるかを思い出させてくれますね!では、また次回!


